猫と暮らそう!|猫を飼うための心の準備

ねこ

落ち込んでしまった日も、猫がいるだけで、なんだかホッと幸せな気持ちになります。

「猫を飼いたい!」そう思ったら、まず、猫との暮らしの実際を知っておきましょう。

猫を飼う前に知っておきたいこと

「猫は散歩をさせる必要もなく、すぐにトイレを覚えてくれて、きれい好き」そんなイメージを持っている方も多いかもしれませんね。あまり手のかからないと思われている猫も、一緒に暮らすと困ることも出てきます。

猫が心配で、旅行や出張に行きにくくなる

猫を飼っていても、ごはんやトイレを用意をしておけば2~3日の外出は可能です。4日以上になる場合には自動給餌機をセットしたり、留守中に世話をしてくれる人を頼んだりします。ペットホテルなどに預けることもできますが、猫にとっては環境が変わることは、ひとりでお留守番をするよりもストレスになる場合があります。

何よりも、多くの飼い主さんは猫が心配で仕方なくなって、長期の旅行をあきらめたり、出かけても帰ってきてしまうようになります。

猫を置いての長期間の旅行ができにくくなることを覚悟してから、飼うことを検討しましょう。

家や家具に爪とぎなどの跡がつく

猫は爪とぎをする習性がありますので上手にしつけたり、爪切りをするようにしたりしても、壁や家具に爪の跡がついてしまいます。

ストレスが溜まったり、飼い主さんが留守で退屈になったりした際には、普段は爪とぎをしない場所、ソファーや壁、畳などで爪とぎをしてしまうこともあります。

猫は爪とぎ以外にも、走り回ったりジャンプしたりする際にも爪を立てますので、柔らかい床材や畳などには爪の跡がついてしまうこともあります。

マーキングやトイレの粗相でにおいがつく

初めて猫をお家に迎え入れた際、特に雄猫はあらゆるところに自分の臭いをつける「マーキング」という行為をします。飼い主さんまでマーキングされてしまうことも少なくありません。また、トイレが汚れたままで片付けがされていない時や、ストレス・病気などの際にトイレ以外で用足しをしてしまうことがありますので、速やかに原因を取り除いてあげましょう。

家族に「猫アレルギー」がないかも確認しておこう

猫アレルギーは、猫のフケや毛などを人間が取り込むことで起こるアレルギー反応です。

せっかく猫と暮らし始めても家族に猫アレルギーの人がいて、泣く泣くお別れしなければならなくなることもあります。「猫を飼おう」と思ったら、猫アレルギーがあるかどうか家族にも確認しておくことも大切です。

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